求人票を信じるのは危険?

安心して求人を探すとしたら

先に結論から述べさせてもらうと、これも絶対ではないが信頼できる求人を掲載している企業に応募したいと考えている人は、人事面で惜しみなく求人を掛けることが出来る企業を見つける事がとても重要だ。見抜くという意味では、やはりハローワークに掲載しているなどもあるが、優良の求人サイトで人材募集を掛けているところに応募するというのも選択肢だ。ただそうなるとどうしてもパソコンやスマホといった情報端末を操作しなければならないので、高齢者にとっては住みにくい社会になっていると言わざるを得ない。若者でも求職者はハローワークも手段の1つとして認識するにしても、安易に求人を信じた結果に待っているのがとても人が働く場所ではないような労働環境に苛まれてしまう、という状況に遭遇しないのが一番理想的だ。

そういう意味では無料で掲載する求人よりも、求人を乗せるためには資金を必要とする求人サイトの方がまだ信憑性はある。ブラック企業なのかどうか、というのは入ってみなければ分からない部分でもあるが、とにかく自分から何事も行動していかなければなそもそも求職が始まらないので、とにかく動く事が大事だ。そして決まった後も何か不都合があれば、自分から積極的にならないといけない。そういう意味では、ハローワークでの求人でもしも何かしらの不備があった場合には対応が効くのも、国の行政だからこそといった側面も感じられる。

どういうことなのかという話をする前に、このハローワークの求人を安易に信じてしまったがためにとんでもない職場へと就職した人の体験談を少し考えてみよう。

甘い餌に釣られてきた蝶のように

求人を見るとき、皆さんはどのような点を加味しているだろうか。筆者的な求人の見方としては、

  • 1:仕事内容
  • 2:時給
  • 3:勤務時間
  • 4:勤務地
  • 5:諸手当

といったところを特に着目して求人を見ている。上から順に優先度を考えているわけだが、中には何より時給というただ一点だけに絞って職探しをしている人もいるだろう。または勤務時間がいかに短縮なものなのかと言うので選別している、という人がいても何ら不思議なことではない。勤務地も自宅から通いやすいことに越したことはない、手当についても最低限交通費やら社会保険といったものがキチンと入れるのであれば十分だろう。

ただこうした求人でも同種の仕事である程度条件が同一の案件がいくつかあった時にどちらを選ぶべきかと悩んだ際、決め手となるのは何処だろうかと分析すると残念なことに給与部分で決め手になったりするかもしれない。こうした見方をしていると実は空求人に遭遇したり、または入ってみたら全く異なる待遇だったという状況になることもある。

とある求職希望の男性はハローワークに掲載されていた企業に応募し、無事に入社した。求人票には残業が全くなく、毎月の給料もそこそこ納得できて、社会保険にも入れるというものだった。仕事内容も求めていたものだったので迷う事無く入社したが、いざ雇用契約を結ぶ時にその条件が全くの嘘だったと直面したという。

横暴すぎる例

求人票に記載されていない就業条件として、中でもこれはさすがにどうかしているだろうというものもある。それこそここって企業じゃなくてどこぞの国家ですかといたくなるようなこともある。その一例として次のようなことが挙げられる。

1:社長が帰るまで、仕事がなくても残っていなければならない
まさしく独裁国家張りの体制だ、恐らくその企業では社長が絶対的な存在なのかもしれないが、社員が社長よりも先に帰宅してはいけないというのも少しどうかと思う。仕事量によっては提示前に片付くことだってあるかもしれない、それなのに社長がまだ仕事が終わらないからといって支給されるかどうかも分からない居残りを強制させられるのは御免被りたい。
2:休みがほぼない
これもよくあるが、休暇が完全週休2日制と表記されていたにも関わらず、もしも取引先が希望してくるようなものなら土日だろうと問答無用で出社しなくてはならないという。それなら『完全』、という言葉を使うべきではないのは明白であり、問題として挙げられる点だろう。

他にも例はそこかしこに散らばっているが、これ以上挙げているとキリがなくなってしまうのでここで中断させてもらう。実際に企業を運営する立場になると社員に対して何かと酷使したがるようになってしまう人もいる、まさに使い捨てとするような見方をする経営者もいるため、こうしたかつてドイツを支配していた元党首のような横柄な態度を見せる会社に就職してしまったら、諦めるというより先に転職先を探した方が身のためかもしれない。

良い求人ばかりではない

ハローワークの求人便利であることは疑いようはない、だがそれ以上に掲載されている求人が本当に今でも募集しているかどうか、という点だけは良く考察しなければならないところだ。またハローワークで転職を希望している人が就職先を探している中でどうしても陥りやすい状況なのが、求人の少なさも関係しているという。いくら無料とはいっても、そもそも人材を募集しているわけではないから求人をいつまでも掲載しているわけには行かない、そうなるとそれまで利用できるはずだった求人が全てなくなったら、本当に応募する求人はどのくらいになるのだろう。考えただけでどの程度数が減らされることになるのか検討も付かないが、もしかしたらまともな情報はほとんどないと見た方がいいのかもしれない。そこから自分の求めている条件に近いところとなったら、もはや探すのは至難の業だ。

ハローワークは確かに便利だ、しかし便利がゆえに生じる問題をいかにしてクリアし、自分に適した企業を見つけられるかはその人の努力次第といったところかもしれない。

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